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読了:「こちら救命センター」
浜辺祐一「こちら救命センター」(集英社文庫)読了。
夜勤の休憩時間に一気に読了してしまいました。
昔、読んだような気がするのですが、かなり前で内容を殆ど忘れていたので、
初めて読むようなものです。
多分、前回読んだ時はまだ看護師ではなかったと思うので、
その時は何も思わなかった部分に共感したり、
考えさせられたりしました。
救命センターでの出来事が中心の本ですが、
意外に患者さんのメンタル面に関する話題も多かったように思います。
やはりどこの科でも患者さんのメンタルヘルスというのは大事なのだなあ、と思いました。
もっとも、身体の病気を扱う科では、どうしても病気の方が中心になってしまって、
患者さんの精神面が二の次になってしまう、ということを実習中に感じたので、
私は学校を卒業して直ぐに精神科に勤めたのですけれど。
それでも、自分の実力等を考えずに言ってしまえば、
救命センターというのは憧れの一度体験してみたい場です。
読了:「プライベート・ライアン」
マックス・A・コリンズ(伏見威蕃訳)「プライベート・ライアン」読了しました。
映画はアパム伍長が視点の中心になっていましたが、
小説版だとどちらかというとミラー大尉が視点の中心でしたね。
というわけで、アパム伍長の存在が少し薄かったです(笑)。
アパム伍長絡みの、映画では重要になるポイントも幾つかありませんでしたし。
解説を読むと、役者は映像を見る前に台本を元にしたノベライゼーションを翻訳したらしいので、
英語でのノベライゼーションでの段階でカットされていたのでしょう。
一番違うなあ、と思ったのは、小説の方が意外に色々な情報を得られるところでした。
ウェード(字幕だとウェイドだったかな?)が伍長だったりとか、
ジャクソンが南部訛りだということとか、彼の銃がスプリングフィールド狙撃銃だということだとか、
実はレイベン(字幕だとライベン?)の銃がBAR軽機関銃だったということとか。
ミラー大尉の出身や元の職業も小説では最初から読者には明かされていました。
一番違うなあ、と思ったのは、
映画では台詞を幾つか喋っただけですぐに戦死してしまう兵士達も、
小説ではきちんと名前が書かれていて、どこの州の出身で、何歳だとか、細かい情報が入っていたことです。
こういう風に名前がきちんと出てきたりすると、
フィクションの中であっても、その方がその登場人物の死が重く感じられます。
映像だと結構みんなおじさんに見えたのですが、
小説版を読むと二等兵などは殆どが二十歳代の前半の若い兵士で、
戦争は若い命を空しく散らすものなのだなあ、としみじみと思いました。
読了したら、「プライベート・ライアン」のDVDが欲しくなってしまいました。
今は、テレビで放送されたものを録画したビデオしかなく、
吹き替えでしか観られないのが不満なのです。買っちゃおうかな……。
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